BTS『7』のヤバイ考察と意味!シュガのShadowはサセンを表している?

BTSが2月21日に発売する『MAP OF THE SOUL : 7』 の数字に込められた意味とトレイラー映像に関心が集まっています。
2020年になって早々、BTSがカムバックするというビッグなニュースが飛び込んできましたね!今回は意味深な数字の『7』に込められた意味と、トレイラー映像についてのネットで公開されている考察を見ていきたいと思います。
BTSが数字の『7』に込めた意味
今回のアルバムのタイトルは『MAP OF THE SOUL : 7』 で、数字の7が含まれています。
この7という数字には様々な意味が込められていて、まるでずっと前から計算されていたようなすごい意味があるのではないかということでSNSには様々な考察が投稿されているようです。
BTSの公式ツイッターが『7』とつぶやく
なんでなんで? ツイ消したん。一瞬やったやん 謎にスクショしといてよかったと思った。でもほんと意味深。#BTS #MapOfTheSoul7 pic.twitter.com/1nW334gtaL
— 노노 (@nono_sgjk7110) January 8, 2020
BTSの公式ツイッターが突然『7』という数字をつぶやきました。しかもそれだけではなく、30分ほどでそのつぶやきを削除したというから驚きです。
何やら意味深な感じがしてすごく気になりますよね。30分しか人目に触れていなかったといえ、BTSの公式ツイッターアカウントには沢山のフォロワーが居ますから、このツイートを見ていた人も結構いましたよね。
アルバムのタイトルにも『7』が含まれていることから、意味のないツイートとか間違えてツイートしてしまった訳ではなさそう。
『7』という数字に注目が集まるように、わざと30分という限定的な時間の間だけ人目に触れるようにしたのではないかと思います。
BTSと数字の『7』の関係
数字の『7』に特別な意味を持たせたいのは分かったけど、BTSと『7』ってどんな関係があるのでしょうか?なぜ『7』という数字を使ったのでしょうか?ファンの考察も含めて様々な角度から見ていくとこんな感じになります。
- BTSは7人メンバーだから
- デビュー7年目だから
- アルバム発売日をばらして足すと7になる(20年2月21日→2+0+2+2+1=7)
- 完結・一つの周期が終わるという意味の7
- 太陽系の惑星が7つだから
- BTSのデビュー日の運命数が7
- 2020年2月21日の守護神がDionysus
- PERSONAの7トラック目がDionysus
- ラッキーカラーで7は紫を意味する
- BTSとARMYの文字を足すと7になる
- 방탄소년단+아미=7(文字数が7)
- WINGSツアーで流れた詩と関係があり、ギリシャ神話の「ひとつの心臓を分けた7人の少年」は 「ひとつの家族である7人の神様」と重なる
なんかもう鳥肌が立っちゃうようなすごい考察もありますが、数字の『7』に関係がある考察はこのような感じになりました。
BTSメンバーの数やデビューから7年目に関係があるというものから、太陽系の惑星が7つだからというものや日付の運命数など様々な考察がされているようです。
念の為..このWingsツアーで公開された詩です pic.twitter.com/X79T8xmocK
— Bangtan Lab⁷ (@bangtan_lab) August 28, 2019
WINGSツアーで公開された詩には「少年の心臓は7つ。7度の鼓動が1つの歩み」「1つの心臓を分かち合った7人の少年」など何度も『7』という数字が登場し、これらがギリシャ神話の「ひとつの家族である7人の神様」と重なるという考察も。
更に『7』という数字自体にも様々な意味があります。
今回のBTSのアルバムや彼らの意図に関係がありそうなキーワードとしては「人生の目的」「孤独への道と孤立」「内なる自分」などがありました。(参照サイトはこちら)
また、『7』には完結・一つの周期が終わるという意味もあるので兵役前最後のカムバックとも言われているようです。韓国の男性芸能人好きになったファンの宿命ともいえる兵役問題。過去のインタビューでメンバー達は「覚悟はできている」と語っていたことも。
関連記事:BTSジン兵役免除無しでも準備万端?全員一斉に入隊する可能性も
また、メンバーがバラバラになる期間を最小限にするため、全員一斉に入隊するのではないかとも言われているみたいですね。そうなると7人の姿を見ることもしばらく出来なくなります。
Shadowのトレイラー映像でシュガがサセンに囲まれている?
2020年1月10日、MAP OF THE SOUL : 7 'Interlude : Shadow’ のトレイラー映像が公開され、大きな反響を呼んでいます。
自身の成功の裏にある心理的不安や恐れを『影』として表現した曲らしいのですが、ファンの間では『サセン』や『マナーの悪いファン』を表現しているような映像になっていてかなり意味深だと言われているようです。
サセンとは、芸能人のプライバシーを侵害し、ストーカーのように過度なおっかけをする人の事です。
日本でも以前、BTSが生放送を行っている部屋を覗いた女性がいたと問題になったことがありました。
シュガの楽曲『Shadow』にはどのようなメッセージが隠されているのでしょうか?こちらもネット上にある考察を交えて見ていきましょう。
あくまでも考察なのでこれが正しいというわけではありませんが、こういった意味もあるかもね、という感じで見ていくとまた違った意味で楽しめるかもしれません。
ドアの前に人が立っている


以下、画像は全てYouTubeより出典
まず曲が始まってすぐ、ドアの前に人が立っている映像が流れます。覗き穴から覗くような仕草をする人物も(左側手前から2番目)。
これはBTSが宿泊するホテルにまでサセンがついてくる様子や、プライベートを監視されているような恐怖感を表しているのではないか、との考察があります。スタートから怖すぎますよね…。
更にドアが7つあってそれぞれのドアに人が立っているということから、BTSのメンバー全員がこうしたサセンの追っかけやプライバシーの侵害に悩まされているのではないかと考察。


かなり一瞬ですが、ステージに横たわるシュガが赤く塗りつぶされてしまっているシーンがあります。そして周りには沢山英語が描かれています。
なんて書いているのかは読み取れませんが、わざわざ自分自身を赤く塗りつぶすなんて、かなり強いメッセージ性を感じます。
観客がスマホを持って立っている


ステージに立つシュガの姿をスマホ越しに見るお客さんの姿。この人達が見ているのは1人の人間としてのシュガではなくBTSとしてのシュガ?(作られた自分?)スマホの画面にシュガが映っていないのも気になるポイントです。


ステージの下に沢山の人影が見えます。シュガと下の人々を隔てるものはたった一枚の板。サセンや追っかけがいつこの板を割って自分に襲い掛かってくるか分からない心理状態を表しているのでしょうか?
華やかな世界に立つBTSですが、裏ではサセン達の過激な追っかけに苦しんでいると言います。ていうか本当に怖いんですけどこのMV!
人が押し寄せてくる


ホテルのドアに大勢の人が押し寄せる場面。今にも蹴破るような勢いでドアをドンドン連打しています。誰に見られているか分からない恐怖と身の危険を感じますよね。この後のシーンでは鍵をかけているドアが激しく揺れる場面になっていました。


歌っているシュガの背後から人が飛びかかってくるシーン。左のブラインドがかかった赤い窓からも複数人が覗いています。上の方に『EXIT』と書かれているのも意味がある?
出口から人が襲ってくるということは退路を塞がれているということだし、背後は人間の目で目視が出来ない領域ですから、予想外の場所からくるということを言いたいのかも。


シュガが掴まれているシーンです。こちらを睨みつけるような表情をしていて全く笑っていません。
マイクでガラスを割るシーンも何度か出てきます。
沢山の文字やマークが描かれている


1分40秒を過ぎた辺りで沢山の文字がすごい速さで映し出されます。その中の一コマに赤い王冠マークがありました。
この王冠は何を意味するのか…
— BTS考察アカウント (@b_t_s_yoonkook) January 12, 2020
ちなみにジョングクのタトゥーにも入ってるらしいです。#bts考察 #BTScomeback #MapOfTheSoul7 pic.twitter.com/44EbU7ewnC
今までも王冠マークや王の文字が書かれている場面を目にする機会は沢山ありましたが、今回の王冠もこれらと関係があるのでは?と言われているみたいですね。ジョングクの右手人差し指にある王冠のタトゥーも関係があるのでしょうか?
関連記事:BTSジョングクのタトゥーに込められた深い意味とは?
また、BTSの弟グループTXTとも繋がっていると考えるファンもいるようですね。
天使の輪や羽のようなもの
1分43秒あたりには天使の輪と天使の翼の絵が。YouTubeで見る場合は再生速度を一番遅くしたらやっと天使の翼だと分かるくらいで、普通に見ていてもただの落書きのようにしか見えませんでした。
最初はオレンジの翼(ARMYのロゴにも見える)を広げて、その後翼が白くなり、最後は翼がなくなって天使の輪だけが残ります。バスキア絵画に似ているという考察もあるようです。
「O!RUL8,2?」の文字


画面に大きく映し出された『O!RUL8,2?』という文字。『O!RUL8,2?』の意味はOh!Are you late、too?です。「遅くならないうちに自分の人生と幸せを見つけなければならない」というメッセージが込められているそうです。(参考サイト)
O!RUL8,2?と繋がる考察は有名だったけど…
— ikumi💐⁷ (@_milk_bts) January 9, 2020
これ!introの音が入っててめちゃめちゃ鳥肌立った!personaのときもそうだったけど、本当にセンスの塊すぎて… https://t.co/DjRWeVztMS
同じタイトルのアルバムのイントロ曲が今回のシュガの楽曲に使用されています。
以前から『O!RUL8,2?』と繋がるという考察は有名でしたが、本当に繋がったことにもビックリだし、何よりファンの考察の性能の良さには恐怖を感じるほどです。
また、2013年8月27日にYouTubeのBANGTANTVで公開されたこちらの動画には、シュガのshadowの動画にも使われているものと全く同じ文字が使われています。
58秒くらいから再生速度を一番遅くして見てみると、ShadowのMVとほとんど同じ動きで『O!RUL8,2?』が出てくるのが分かります。マイクでガラスを割るシーンがこの動画にもあります。
これ、2013年の動画ですよ。こんなに前から繋げてくるなんてすごいと思いませんか。
スマホの画面に「$」や「₩」のマーク


次のシーンではスマホの画面に『$』のような文字と『₩』のような文字が描かれています。多分これはドルとウォン=お金を意味しているのではないかと思いました。
なぜスマホの画面がお金の通貨記号なのか…。ファンの考察によると、転売目的、サセンに情報を売る人などスマホを使って自分の利益の為にBTSを利用する人達のことを表しているのではないかとのことでした。
また、スマホを持っている人たちの真ん中あたりに一人だけスマホを横持ちにしている人物が居ます。画面をシュガの方に向けて何かを見せているようにも見えますね。


中央左にスマホを横持ちにしている人物がもう一人。これは…またしても画面をシュガに見せている?


そして画面中央には1人だけフードを被っていない人物の後頭部が映っています。これはシュガの後頭部です。観客席から見た自分はどういう風に見えているのでしょうか?


またしても王冠マーク登場。今度はハッキリと、大きく。
スマホを持った沢山の手に囲まれるシュガ


こちらはかなり印象的なシーンですよね。スマホのカメラで記録することやSNSに拡散することに夢中になって、誰も自分を見ていないという表現でしょうか?
もしくは自分に向けられる期待が考えていたよりもはるかに大きくなってしまっているという遠回しの表現かもしれませんね。
このMVの中でスマホが登場するシーンはかなり多いです。スマホを自分に向けながらどこまでも追いかけてくる人達に対して、何か言いたいことがあるのかもしれません。


鏡に沢山のシュガが映るシーン。動画で言うと2分34秒辺りですが、こちらも再生速度を一番遅くして見ていると1つ気になったことがあります。
手前のシュガは動いているんですが、奥に映っているシュガが動かないんですよ…。全部が動かないわけじゃなくて中央より少し左のこっちを見ている一列だけなんですが。
みんな動いてるのに動かない列があるってすごい怖いので、これを見てもよく分からないという方はMVをスローにして確認してみてください。
PERSONAとSHADOW


ステージの上のシュガと観客席にいるシュガを丸で囲っています。数字の『8』という意味もあるかもしれません。数字的な意味で言うと富とか繁栄という意味があるので8ってすごく縁起の良い数字なんですが、この画像の雰囲気からはあまりそういったものは感じられません。


位置関係的に見るとこちらが正解かもしれません。舞台上にいるシュガはPERSONAの(仮面を被った)自分、観客席にいるシュガは影の自分。


MVのラストのシーンはシュガが沢山のスマホに囲まれて撮影されながら前を見ている場面でした。かなり色んな意味が込められているMVでしたし、再生速度を遅くしてみると色々見えてきてちょっと…いや、かなり怖かったです。
今回のシュガのトレイラー映像はかなり直接的というか、連想しやすい形でシュガやBTSが置かれている状況を表している感じがしましたね。
このMVを見て『怖い』という感情を抱いた人も多かったんじゃないかなと思いますが、BTSのメンバー達はこんなもんじゃなくて、努力の裏では私達が想像できないレベルのストレスと恐怖を味わっているのではないでしょうか。
BTSに限らず、サセンの過激な追っかけやストーカー行為は年々酷くなっています。それに加えてSNSを使った誹謗中傷問題も社会問題となっています。
今回シュガが公開したMVは「もしかしたらサセンの事を言っているの?」というファンの考察も相まって、色々と考えさせられるものがあったように感じました。