ちょっとマニアック?北海道道東エリアあるある8選

暮らし

北海道はとても広く、地域によって生活スタイルは様々です。同じ北海道とは言ってもその地域にしかない特徴も沢山あります。

今回この記事では4つのエリアのうちの1つ「道東エリア」にスポットを当ててみました。「北海道あるある」はよく目にするけれど、道東エリアにしかない習慣や食べ物のあるある話はあるのでしょうか?

道東エリア在住歴=年齢の私が今までに体験した出来事や習慣を元に、8つのあるあるをご紹介していきます!

道東ってこの辺です

道東の位置の画像

北海道には「道央」「道北」「道南」「道東」というエリア分けされた呼び方がありますが、今回の記事で紹介する道東は画像の赤い丸の辺りです。

北海道の面積の4割近くが道東エリアですが、人口は全体の2割程。自家用車は超必須です。同じ道東エリア間の移動でも車で数時間の距離ですからね。

道東あるある

同じ北海道でもそのエリアにしかない「あるある」が存在します。都会寄りなのか田舎よりなのかによってもちょっと違います。

「北海道あるある」はネットで検索すると沢山出てきますが、今回はその中でも道東エリアにスポットを当てた「道東あるある」をいくつかご紹介していきたいと思います。

①アメリカンドッグにグラニュー糖

「アメリカンドッグっていったら普通、マスタードケチャップでしょ?」って思った皆さん、道東ではお砂糖をつけて食べるのが普通なんです!

道東エリアを中心に好まれている食べ物で[フレンチドッグ]というものがありますが、これは何かというと、砂糖が付いたアメリカンドッグみたいなもので、中が普通のソーセージではなく魚肉ソーセージになっています。

その、魚肉ソーセージアメリカンドッグにグラニュー糖をまぶしたものがフレンチドッグという名前で地元民に愛されているのです。

割とどこにでも売っている

お祭りの屋台でも普通に砂糖をまぶしたものが売られているし、スーパーの総菜コーナーにも山積みの「お砂糖アメリカンドッグ」が売られています。

ちょうど食材の買い物をしに近所のスーパーに行ったらありましたよ!お砂糖アメリカンドッグが!

スーパーに売られているお砂糖アメリカンドッグ

アメリカンドッグから落ちた砂糖がトレイの中に沢山!

夜の8時頃で残り10本でした。もっと早い時間帯に行けばこれの5倍くらいの量があるんですが、結構売れたようですね。しかも一本79円(税込)。安い。

スーパーで買ってきたアメリカンドッグ

せっかくなので1つ買ってきました。ちょっと砂糖が少ないかな。

アメリカンドッグを半分に切ってみたところ

半分に切ってみました。中身はこんな感じです。魚肉ソーセージが串に刺さっていてその周りを生地が囲んでいます。久々に食べましたが、やっぱり甘くて美味しいです!おやつ感覚で食べるのに丁度良いなと思いました。

スーパーの他に、道の駅でもお砂糖付きで販売されていたりコンビニでアメリカンドッグを買うと「マスタードケチャップにしますか?お砂糖にしますか?」と聞いてくれるお店もあります。(釧路だけという説もありますが、北見のコンビニでもお砂糖くれましたよ!)

「ケチャップなんてつけさせないよ!」と言わんばかりに砂糖つきのアメリカンドッグしか売らないところも多いです。道東民にとってのアメリカンドッグはあまーいホットケーキのような感覚なのかもしれませんね。

呼び方のこだわり

砂糖をまぶしてあるものだけがフレンチドッグで、それ以外はアメリカンドッグだ!という呼び方のこだわりがある地域もあるみたいですね。

私の住んでいる網走支庁辺りは「砂糖がかかってるアメリカンドッグ」みたいなアバウトな呼び方で通じますが(笑)

昔、ご当地あるある的なテレビの取材が来た事があったんですが、私はそれを見て初めて「あ、これ普通じゃないのね」って気がつきました。それくらい地元では当たり前に存在しているものです。

ドーナツみたいな味

気になるお味は?というと、外側はお砂糖がまぶしてあるドーナツのような感じで、中のソーセージも甘くなりますがこれもまた美味しい。

砂糖を綺麗にまぶすコツは、揚げたての状態で直ぐに砂糖の海の中に放り込むこと!生地の周りに付いている油が冷えて固まらない内に砂糖をまぶすと、均等につけることが出来ますよ!

上白糖よりもグラニュー糖のほうがサラサラしていてつけやすいです。

ちなみに同じ道内でもこの文化が無い地域もあるみたいですね。見かけたら是非一度は食べてみて欲しいです!お砂糖が唇にいっぱいくっつきながら食べるの楽しいですよ(笑)

②コンビニはセブン・ローソン・セイコマしかない

道東エリアのコンビニはセブンイレブン・ローソン・セイコーマートしかありません。中でもセイコーマート(略してセイコマ・セコマ)は道内シェアナンバーワン!

オレンジ色の看板と鳥のマークが特長です。

2019年7月現在の北海道内のコンビニ店舗数を調べて表にしてみました!

ローソン約670店舗
セブンイレブン約1,000店舗
セイコーマート約1,100店舗

コンビニ名クリックでソース元に飛びます。

大手コンビニを抜いてセイコーマートは約1,100店舗もあるようです。ローソンの約1.64倍です。すごいですね。

なんでこんなに多いの?

なんで大手コンビニよりもセイコーマートのほうが店舗数が多いのかな?と考えてみたんですが、それはセブンイレブンやローソンが店舗を建てたがらないようなめっちゃ小さい町にもセイコーマートがあるからじゃないでしょうか。

他社コンビニはないけれど、セイコーマートだけはあるという場所が結構多いんですよね。地元の人にとってはそこが唯一のコンビニであり、スーパーのような役目であります。

セイコーマートの特徴

セイコーマートはお惣菜系の商品が豊富です。その多くが100円前後のお手頃な値段で、お弁当やおにぎりにプラスもう一品♪という買い方も気軽に出来ちゃいます。

あとは「ホットシェフ」という店内調理の商品もあって、かつ丼などのお弁当系やおにぎり、フライドポテトや唐揚げなどの揚げ物系、更にはパンまで店内で調理していて出来たてが美味しいと評判です。

個人的に私はセイコーマートの唐揚げがめっちゃ好きです!セブンイレブンの唐揚げともローソンのからあげクンとも違う、独特の味付けで超おいしいです。

お年寄りが多い地域でも気軽に美味しい惣菜やお弁当を買う事が出来るのも北海道民に長年愛されている理由ですね。

ファミマが無い!!

そもそも北海道エリアにはファミマがめちゃくちゃ少ないんですが、そのほとんどが札幌に集中しているため道東民はファミマとは無縁の生活です。

どうしてもファミマに行きたいなら車で片道数時間かけて札幌まで行くしかありません。冗談のような本当の話です(笑)

噂に振り回される道東民たち

定期的に地元にファミマがオープンするかもしれないという噂が浮上しますが残念ながら今までその噂が本当になったことはありません。

「どうせ今回の噂もガセなんでしょ?」という僻みにも近い感情を感じつつ内心ファミマのオープンを期待してしまう道東民の悲しい性…。

セイコーマートもローソンもセブンイレブンも好きだけど、実はファミマに対する憧れが半端ないんですねー。

「ファミマで○○が新発売!」「ファミマの○○が超美味い!」という情報を得てもスッと買いに行けない悲しさといったらないです。

③冬はグラウンドがスケートリンク

冬はグラウンドをスケートリンクにしてスケートの授業に使います。沢山積もった雪を車でぐるぐる走りながら押し固めて、その後に水を撒いてスケートリンクを作ります。

先生たちがせっせと作ってくれたスケートリンクは冬休みの間も解放されていて、友達と一緒によくスケートを滑りに行ったりもしてましたね。足先が凍らないように分厚い靴下を重ね履きして。

スケートリンクを作るまでの間の冬のグラウンドの役目は?というと、生徒たちの雪遊び場になります。私も小学生のころ、昼休みに雪だるまを作ったり雪合戦をしたりしていました!

スケート授業は小学校だけ

ちなみにスケートの授業があったのは小学校の間だけでした。学年ごとにスケートの記録会なんかもあったりして、それが体育の成績になります。

この記録会は楕円の形をしたトラックを生徒が数人ずつ順番にスケートで滑るというものでしたがなんか不思議な感覚でしたね。

夏は運動会でトラックを走って、冬はスケートでトラックを滑るっていう…(笑)

昔は冬と言えばスキー授業とスケート授業だったんですが、最近は小学校でもスキーの授業だけしかやらないところも多いみたいで残念です。表面がすぐボコボコになったりして維持が大変なのかもしれませんね。

私の母校の小学校もスケート授業辞めちゃったみたいです。スケート楽しいんだけどなー。

④小中の修学旅行は道内で済ませる

道東エリアの小学校・中学校の修学旅行の行先は、同じ道内であることが多いです。

同じ道内といっても北海道はめちゃくちゃ広いので、バスに乗って数時間の移動は当たり前。途中で休憩を挟みながら行くので、朝は6時台に学校に集合して昼前に現地に着くようにスケジュールを組みます。

ちなみに私が子供の頃は、小学校の修学旅行は釧路、中学校の修学旅行は札幌と小樽でした。

私が通っていた小学校は例年旭川が修学旅行先だったんですが、私が6年生の年だけ「今年は釧路に行きます!」って言われて、あれ?道東から道東に行くの?ってなった思い出があります(笑)

毎年旭川ばっかりだから違う場所にも行ってみよう!っていう先生方の意向だと思いますが、遊覧船に乗ったり、地引網漁の体験など漁業が盛んな釧路でしか出来ない体験が出来たので楽しかったですね。

中学生にして人生初の地下鉄!

中学校では札幌で半日くらい自由行動の時間があって、そこで人生初の地下鉄に乗りました。私が住んでるところは田舎過ぎて地下鉄すら無いので、初めて乗る地下鉄はめちゃくちゃ怖かったのを覚えています。

まず人が多い。人が多すぎて怖い。それから行き先を間違えて帰れなくなりそうで怖い。更に窓から見える景色がずーっと真っ暗で怖い。このまま地上に出られなかったらと思うともうマジで怖い!

私の地元なんて車移動がメインなので電車が地下を走るという仕組みもよく分かってなかったし、電車に乗ればのどかな田園風景みたいなのばっかりだし、そもそも電車に乗ることがほとんどないような場所で育ったので、車で数時間移動するだけでこんなにも違うものなのか!とビックリしました。

大人になった今でも地下鉄に乗る時は毎回ドキドキです。

⑤道内旅行は立派な遠出

ゴールデンウィークや夏休みなど長期の休みを利用して旅行に行こう!となった時、道内の旅行も立派な遠出になります。

普通、同じ都道府県内っていうと近場でちょっと遊ぶみたいな感覚かと思うんですけど、北海道はそうはなりません。

特に道東エリアから旭川、札幌辺りまで行こうとすると数百キロの距離を移動しなくちゃならないので、移動だけで数時間かかるし山越え谷越え峠越えなので結構遠くまで来たなっていう感覚になります。

私の過去最高移動距離・時間

ちなみに、私が今まで車に乗って遠出した道内の箇所で一番遠かった場所は函館ですね。距離でいうと約570km、移動時間は最短でも7時間はかかります!途中休憩を入れたりガソリンを補充したりする時間を足したら9時間とかでしょうかね?

なので前の日の夜中に出発しないと、移動だけで一日の大半が終わっちゃいます。あれは本当に遠かった…でもまた行きたいなぁ。

北海道は地域によって体験出来る事も食べ物も自然も全然違うので、道内だけの旅行でも飽きずに色んな所を回れるかなと思いますよ!

⑥エゾシカがあちこちに居る

基本的にエゾシカは臆病で自ら人に近寄ってくることはほとんどないみたいですが、気がつくとあちこちに居ます。(しかもめっちゃガン見される)

特に夏のドライブ中にシカに遭遇する確率はめちゃくちゃ高いので要注意です!シカが多発する地域には「シカ注意」と道路に書いてあったり「シカ飛び出し注意の看板」もよく見かけます。

この記事を書くために動物注意の看板について調べていてビックリしたのですが、看板に出てくる動物ってシカだけじゃないんですね!!(当たり前)

キツネ、牛、熊の辺りは理解できますが、他に亀、カニ、ヤドカリなどの看板もあるらしいです。限られた地域のごく一部の場所だけだとは思いますが。ご当地看板的な扱いになるんでしょうか?

帯広の辺りはリスの看板が多いみたいです。私が今まで見たことある動物注意の看板はキツネ1割シカが9割ですね(笑)それくらいシカの出現率は高いです。

シカとぶつかったらシャレにならない

呑気に道路を横断するシカ、遠くから集団で見つめてくるシカ、車のクラクションを鳴らしても退けないシカ、止まっていたのに急に飛び出してくるシカなど、夏のドライブは本当に気をつけないとヤバいです。

「いやーシカとぶつかっちゃって車全損だよー」という可哀想な話もよく聞きます。それくらいシカの威力はすごいです。

たまにシカ多発地帯を猛スピードで走っていく車を見かけますが、絶対真似しないでくださいね。実際に知人から聞いた話で、高速道路にシカが侵入してきてスピードを出したままぶつかったら、車が炎上したという話があります。

シカとの接触でフロントガラスが割れて車内にシカが入って来てしまう事もあるそうです。狭い車内で体格のいい動物が暴れたら、大けがしてしまうかもしれません。

シカ多発注意の看板や道路標示があるエリアでは、急にシカが飛び出してきても大丈夫なように十分スピードを落として運転したほうが安全です。

⑦犬かと思ったらたぬき

キツネはよく見かけるけど、たぬきってちょっとレアです。

私も今までずっと北海道に住んでいますが3回くらいしか見たことありません。なんかこう…犬っぽいんですよね、見た目が。夜に見たら完全に野良犬です。

なんでこんなに似てるのかと思って調べてみたら、たぬきってイヌ科なんですね!(笑)そりゃ見間違えますわ!ほぼ犬だもの!

ちなみにたぬきはかなり臆病な動物らしくて、人間の姿を見るとすぐに逃げてしまうそうです。(だからあんまり見かけないのかな?)

夜行性なこともあって、なかなかお目にかかれる機会は多くなさそうです。見つけた人はかなりラッキー!

⑧ストーブは通年使用

ストーブが大好きなうちの猫

これもよくある、夏でもストーブ点けちゃうあるある。

北海道の夏は短いです。夏と呼べる日は1か月くらい?だと思うんですが、夏の前後は気温の上がり下がりも激しく、急に30℃近くなったり急に10℃台になったり。

昼と夜との寒暖差も激しいので夜だけストーブを点ける、朝方だけストーブを点けるということも珍しくありません。

夏だろうが何だろうが気温が上がらなければストーブ点けます、私も。

押し入れに収納してもどうせすぐにまた出番が来るので、我が家は夏でも部屋にストーブ出しっぱなしですね。扇風機とストーブが混在する異様な光景が広がっています(笑)

同じ北海道でも結構違う!

さて今回は道東エリアあるあるをご紹介しました。

北海道、と一括りにされてしまうのが申し訳ないほど都会と田舎の差が激しい北海道ですが、道東エリアと一括りに言ってもこれまたかなりの差があります。

特に食べ物の文化は地域によってかなり違ったりしますが、それもまた楽しみの一つです。

北海道旅行をする機会がある人は是非、その地域にしかない習慣や食べ物に沢山触れてみてはいかかでしょうか?

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