【2022年】新年の目標はワークシートで楽々達成!例文や四字熟語を使って思考を視覚化しよう!

新年の目標を考えようと思うけど、目標ってどうやって立てたら良いんだろう?
そんなあなたには簡単に目標設定が出来る『ワークシート』を使うのがおすすめです!
この記事でダウンロード出来るワークシートを使えば、
- 去年1年間で自分にとって重要だった出来事の確認
- 新年の目標設定とゴールに向けて必要な作業・行動
- 細分化して挫折しにくい目標
- 今自分が取り組むべき課題
が視覚化出来るようになります。
頭の中であれこれ考えている状態よりも、断然効率よくゴールに辿り着けるようになります。
また、そもそもどんな目標にしようかまだ決まっていないというあなたには、四字熟語や具体的な数字を含めた目標の立て方を例文で紹介していきます。
抱負と目標の違い
新年が明けるとよく「今年の抱負」「今年の目標」という言葉を耳にしますね。
どちらも一見似たような言葉ですが、実は意味合いが少し異なります。
抱負とは『心の中に抱き持っている計画や決意表明』。
「今年の抱負は?」と聞かれる場面も沢山あると思いますが多くの人は「これからこうなっていきたい」という気持ちで抱負を語ります。
一方目標とは『達成するための具体的な行動』のことを示します。
- 知識を増やす(抱負)ために、本を読む(行動)
- 旅行に行く(抱負)ために、月3万貯金する(行動)
- ダイエットする(抱負)ために、ウォーキングをする(行動)
このように、目的を達成するための行動=目標となるのです。
新年の目標を立てる際には、具体的にどういった行動をしていくのか?まで考えていくようにすると良いです。
新年の目標は9割の人が忘れてしまう
ところで、あなたは自分が去年立てた新年の目標・抱負を覚えているでしょうか?
「もちろん完璧に思い出せるよ!」という人も中には居るかもしれませんが、大抵の人は「ぼんやり浮かぶ程度」「全く思い出せない」という人がほとんどでしょう。
とあるアンケートによると9割の人は新年の目標や抱負を年末まで覚えていられないという結果が出ているので、忘れてしまうのも納得です。
確かに私も年が明けてすぐに立てた目標のほとんどは既に記憶の彼方に飛んで行ってしまっているし、唯一思い出せそうなものは「痩せたい」みたいなアバウトなものだけです(毎年言ってるやつ)。
「どうせ忘れるなら目標なんて立てても意味がないんじゃないか?」と考えてしまうのも無理はありませんが、目標を達成しやすくする工夫をすれば案外難しいことではありません。
目標を立てる際に注意したいこと
毎年しっかりと目標を立てているのにどういう訳か一向に目標を達成できない、目標を忘れてしまうという人は、
- 実は自分にとって重要な目標ではない
- 目標設定が高すぎる
- 何から手をつけて良いか分からない
- 行動してない
この4つのどれかに当てはまる可能性大。
逆に言えば上記の4つに気を付ければ目標達成のハードルはぐっと下がります。
例えばあなたが何か目標を立てたとしましょう。
その目標を達成したいのはどうして?と人に聞かれた時に、「なんとなく思いついたから」「やった方が良いって言われたから」みたいな理由しか思い浮かばないものは、実はあなたにとってそこまで重要な目標ではないのかも。
また「1ヵ月で20kg痩せたい!毎日腹筋200回欠かしません!」みたいな、短期間で心身に多大な負荷がかかるものや、いきなり高すぎる目標を設定してしまうのも続かないのでオススメしません。
人間は誰しも「変わりたくない」という思いを持っています。
現状を変化させることに大きなパワーが必要な事を知っているからです。
頭では「よーしやってやるぞ!」と意気込んでいるのに心の奥底では「やりたくない、変わりたくない、面倒くさい」と思っていて、隙あらばなんとかやらずに済む言い訳を考えようとします。
「今週は時間がなかったから」「まだやらなくてもいい」「ぶっちゃけ困ってないし」などと考え出すのも変化したくないという脳の拒否反応。
現実の自分と理想の自分があまりにもかけ離れ過ぎていて「行動しよう」というもっとも大切な意欲を自分で奪ってしまうパターンです。
目標を細分化して達成しやすくなる
この「行動しよう」という大事な意欲を奪わない為にも、目標の細分化はとても有効です。
面倒な作業だと感じる人もいるかもしれませんが、結局目標を達成した状態というのはあらゆる行程をすっ飛ばしていきなり到達できるものではなく、1日1日の地味な行動の積み重ねの結果でしかないのです。
行動しないことには何も変化していきません。
目標細分化のコツはゴールから逆算して目標を作っていくこと。
スタートから目標を考えていくとどうしても目標が大きくなってしまいがちなので、
- ○○を達成したい(目標)
- そのためには?→××が出来るようになる
- そのためには?→△△をやる
- そのためには?→□□を買う
- そのためには?→◇◇に行く
- そのためには?→●●について調べる
のように「そのためには?」と質問を繰り返しながら目標を小さくしていき「あ、それなら今の私にも出来そう」と思えるくらいのレベルにしていくのです。
『今の私にも出来そう』と思えることが脳の拒否反応を抑えるポイントです。
新年の目標を立てるにはワークシートが便利
さて、新年の目標を立てる際に注意したいことが分かったところで、早速あなたも実践してみましょう。
- 自分にとって重要な目標を設定出来る
- 小さな目標設定で脳の拒否反応抑える
- ゴールまでの道のりが見える
という3つのポイントを押さえたワークシートを用意しましたので、こちらを活用していきましょう。


PDFファイルです。印刷してお使いください。
画像左側の部分では去年の振り返りと新年の目標設定、画像右側の部分では1ヵ月ごとの細かい計画を立てる事が出来るようになっています。
ワークシート1枚目の青色の部分には去年1年間の振り返りを4STEPで記入していきます。
『達成出来たこと』『出来なかったこと』を記入するのも大切ですが、それと同じくらい『やりたくなかったこと』を思い出すことも大切です。
自分にとって何が大切で何が不要なのかがはっきりしますし、次のSTEP5で新年の目標を立てる時にも役に立ちますから、STEP1~STEP4はあなたが思ったことを正直に記入しましょう。
タイトルに西暦も記入しておきます。
1年の振り返りを踏まえて、新年の目標を考えます。ポイントは目標に『具体的な数字を含める』ということ。
「今年中は絶対痩せる!」よりも「週1でジムに通って1年で6kg痩せる!」の方が、どんな方法でどのくらいの量をこなせば良いのか?が明確です。
詳しい方法は後述する例文で見る達成のコツは「数字」で説明しています。
新年の目標が書けたら、次はより詳しく掘り下げていきます。
- なぜそれを目標にしたのか理由を詳しく書く
- 目標達成後の自分はどんな姿になっているか?
- 目標達成の為に必要な物・時間・スキル・時間・金額などを詳しく書き出す
目標を達成する意味・未来像・不足しているものを認識することで、ゴールまでの道のりが明確になり、更に自分にとって重要度の高い目標が出来上がる仕組みです。
続けてワークシート2枚目に移ります。
2枚目では半年・1ヵ月単位の目標とToDoリストを記入して、ゴールまでの道のりを『見える化』していきます。
スタートは上からですが、記入するのは下から。
①に1年の目標を記入、②には目標の半分地点を記入します(貯金50万円が目標なら25万円など)。
次に数字の書かれた小さい四角の中を埋めていきます。右下の数字は月の単位です。
これも上からではなく下から記入していきます。
大きな目標を徐々に小さくしていくようにしましょう。
こうすることでスタートはかなり小さい簡単な目標になっているはずです。
新しいことを始める時は、そのくらい簡単に達成出来る目標の方が良いんです。


実際に行動していく順番は、上からギザギザに降りてきます。
毎月の目標で完了したタスクにはチェックマークをつけます。
小さなことから徐々に積み上げていき、最終的には大きな目標を達成出来るように1年間頑張っていきましょう!
例文で見る達成のコツは「数字」
一生懸命考えた新年の目標がなぜか達成されにくい…どうして?
達成しやすくなる目標を設定するコツは「数字」を含めることです。
それにより『いつまでに』『何回』『どのくらい』という具体的な内容が頭に入ってくるので、目標に向けた行動を取りやすくなります。
例えば、
- 期間を含める方法
・6月までに
・これから3か月で - 回数を含める方法
・毎日腹筋を20回する
・毎週1回はジムにいく - 作業量を含める方法
・週に20ページ読書する
・毎日1記事ブログ更新 - 時間を含める方法
・毎日6時に起きる
・夜22時に寝る
などがあります。
ダイエットを例に挙げると『朝早く起きて運動する』という目標よりも『朝6時に起きて30分ウォーキングをし、3か月で3㎏減量する』という目標のほうが具体性があり、自分がとるべき行動と達成までの期間が明確です。
ダイエットの他に貯金、恋愛、仕事の目標を立てる時も同様に
【例文】
- 毎朝6時に起きる事と30分ウォーキングを習慣化する
- 8月に旅行に行くために毎月3万円貯金する
- 1年以内に彼氏を作るために毎月2回以上出会いの場に行く
- 年間100本動画を投稿するため、毎月8~9本動画を撮る
など、細かい数字を用いて目標を立てましょう。
シンプル派のあなたは四字熟語を目標に
ワークシートでじっくり目標を考えるのも良いけど、もっとシンプルで簡単な目標を立てたいというあなたには、四字熟語がおすすめ。
たかが漢字4文字で…と思うかもしれませんが、実は仕事・恋愛・人間関係など、どんなものにも応用が利くのでとても便利です。
ただ四字熟語はどちらかというと『抱負』に近いため、それを達成するための具体的な『目標・行動』もセットで考えていくと良いかもしれません。
数ある四字熟語の中から特におすすめのものを紹介していきますので、ピンと来るもの・今の自分に必要だと思うものを選んでみましょう。
【
飲水思源
】いんすいしげん
物事の基本を忘れてはいけない。
または他人から受けた恩を忘れてはいけないという戒めの語。
何事もまずは基本があっての応用です。初心を忘れず謙虚な姿勢でいたい人に。
【忍之一字】にんのいちじ
物事を成し遂げるには忍耐が1番大切だという意味。
どうしても続けたい何かがある人や、三日坊主で継続することが苦手な人におすすめ。
小さなことからコツコツと。
【一心不乱】いっしんふらん
1つのことだけに集中し、それ以外のものには心を奪われずにとにかく専念すること。
目標に集中したい人、飽き性の人はとにかく1つに集中することを目標にしてみるのも良いかもしれませんね。
【点滴穿石】てんてきせんせき
小さな力でも根気よく続ければ大きなことを成し遂げることが出来るという意味。
ダイエット・勉強など長い期間かけて達成したい目標や、日々の積み重ねを重視したい人に。
【全身全霊】ぜんしんぜんれい
身体と精神のすべてをかけて取り組むということ。
自分の持っているもの全てを賭けて目標を達成してやる!という熱い人、何事も一生懸命に頑張りたいと思っている人におすすめ。
【一陽来復】いちようらいふく
悪いことが続いた後には、幸運に向かっていくという意味。
今現在、あまり良くない出来事が続いている人も、きっとこれから良くなっていきますよ。
【有言実行】ゆうげんじっこう
口にしたことは必ず実行するということ。
簡単なように見えてなかなか実行出来ない人が多いです。
人間関係の基本は信頼から。有言実行を守ることで自分への信頼感も高めることが出来ますよ。
【汎愛兼利】はんあいけんり
人を区別せず広く愛し、互いに利益を与えあおうという意味。
自分のものさしで人を判断せずに平等に接しましょう。
自分が得をしても独り占めせずに広く与えあいましょうという戒めの言葉です。
【自由闊達】じゆうかったつ
何事にも束縛されず、のびのび思い通りにやること。
今年こそは自分自身を縛り付けている物事から距離を置き、本来のあなたの能力を思う存分発揮しましょう!
細かいことでクヨクヨ悩みがちな人にもおすすめです。
【大願成就】たいがんじょうじゅ
大きな願望が成し遂げられること。
神社などで購入できるお守りや絵馬にも書いてありますよね。
受験に合格したい、無事に出産したいなど大きな目標を持っている人へ。
【現状打破】げんじょうだは
好ましくない現在の状況を壊し、良い方向へ向かっていくこと。
今の現状を壊して新しい人生を構築していきたい人へ。
生まれ変わるような気持ちで、色々な事にチャレンジしていきましょう。
以上11個のおすすめ四字熟語をご紹介しました。
ここに記載したものは数ある四字熟語の内のほんの一部です。
直感でこれだなと思えるものがあったり、今の自分にはこれが足りていないな…と思うものがあれば、今年の抱負や目標にしてみるのも良いかもしれませんね。
まとめ
- 目標とは達成するための具体的な行動
- 人は本来変わりたくない生き物
- 「それなら出来る」小さい目標からスタート
- 具体的な数字を含めると効果的
- ワークシートで目標の細分化をする
- 四字熟語はどっちかというと『抱負』
今回は新年の目標の立て方と注意点をご紹介しました。
目標=具体的な行動ですので、目標を達成するためには行動していくことが最も大切です。
しかし人間は、自分には達成出来そうにないレベルの目標を目の前にすると無意識のうちにブレーキをかけてしまいます。
そこで重要になるのが目標を細分化して少しずつ成功体験を積むこと。
ワークシートを使えば大きな目標も「これなら出来そう!」というレベルまで落とし込むことが出来ます。
良い目標が思い浮かばないという人は四字熟語や例文も是非参考にしてみてくださいね!今年も良い年になりますように!